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運勢鑑定(’占い’)とカウンセリング横浜中華街の風水健康館

2014年06月06日 category : スタッフブログ 

運勢鑑定(’占い’)と「カウンセリング」…どちらもクライアント(相談者)の問題解決をサポートするという点では一見似ているようにも思えます。
心理カウンセリングとは、主に臨床心理学に基づき、クライアントが自発的に問題解決へ導くものであるのに対し、占いとは各種の占法を根拠として、具体的な問題解決方法をクライアントに指導することが一般的です。
つまり、占いとカウンセリングは、クライアントへのアプローチ手法が真逆であるようなのです。

カウンセリングで用いる臨床心理学は、学術的にも科学的にもある程度に認められているのに対し、占術や運勢学といったものは科学的に証明されておらず、社会的に認められているとは言い難い部分があります。それどころか、人間と社会を惑わす怪しい術のように考えられている場合すらが多いとすらいえます。

占術や運勢学とは本来、人間がより良く生きるための知恵であり、洋の東西を問わず太古の昔より伝わる、極めて有用なメゾットです。それだけに、その術を悪用すると、クライアントの心を操作し、依存させ、己の意のままに支配することも出来るほどの威力も持ち合わせているのです。

ですから、占術を扱う運勢鑑定士には、より一層の倫理道徳観と利他心そして健全な人格が求められているといえるでしょう。
もちろん、運勢鑑定士とて人間です。完璧な人格の持ち主など存在しません。ですから、このことを常に心して自らを戒め、クライアントに対さなければならないでしょう。

運勢鑑定士を目指す一人として、襟を正して精進しようと思いました。